海外で感じたのは、自分次第で広がる無限の可能性!
東京すしアカデミーでは国内の2店に加え、海外にも直営店を構えています。
昨年オープンした中国は広州にある「誠寿司」。
写真にもあるように赤い看板が目印のこちらの店舗の立ち上げに携わっていた、
東講師が今春帰国し、また東京すしアカデミーで教鞭を執ることとなりました。
約1年の海外勤務の経験を活かしこれからまた更に熱い!授業をしてくれることでしょう。
今回はそんな東講師にインタビューしました!
■東講師の経歴
東京の老舗すし店で11年勤務、店長・板長を務める。
2011年東京すしアカデミーに入社。
東京すしアカデミーの直営店と教室にて寿司和食の技術指導を行う。
2012年3月東京すしアカデミーの海外直営店 誠寿司 広州店 の立ち上げに携わる。
言葉の壁を越えて、中国人スタッフの技術指導、メニュー開発などに貢献し、2013年3月帰国。
2013年4月より東京すしアカデミー講師として就任。
— お寿司職人を目指すきっかけは何だったのですか? —
海産物が豊富な大分県で育ち、魚が好きでお寿司屋さんでアルバイトをしたりしていました。
学校卒業の時にそこの親父さんがカウンターに招待してくれて、
この道をもっと詳しく知りたいと思うようになり、本場江戸前寿司の技術を習得するために上京して来ました。
— 広州の店舗の様子を教えて下さい。—
広州だけでなく、中国では寿司専門店というのは少なく、総合和食店がほとんどです。
その為扱うメニューの数がとても多いです。
寿司ネタで人気があるのは、サーモン・マグロ(特にトロ)・ホッキ貝・ウニといったところですね。
誠寿司・広州店のお客様は、客層は幅広いですが、7:3の割合で中国の方が多いのが特徴です。
— 中国で苦労したことはありますか? —
日本の当たり前が海外の当たり前とはかけ離れているので、苦労したことは多々ありました。
文化の面での違いには戸惑いましたね。
また、食材に関して流通や輸入の制限があるので、材料調達にも苦労しました。
後、注意して欲しいのは調味料の偽物が多いことです。
業者自体が知らずに仕入れている場合もあり、味がかなり違うので、絶対に確認することをオススメします。
— 印象的な出来事はありましたか? —
皆さんご存知の通り、中国には歴史的な背景で反日感情があるのは事実です。
信用されるまでに時間はかかるかも知れませんが、中には家族ぐるみで仲良くなった方もいました。
やはり人との触れ合いは思い出に残りますし、とても良い経験ができたと思っています。
また、中国の方がとても器用なのには驚きました。
貪欲に技術習得に励む姿は印象的でしたね。
— 海外で寿司シェフとして活躍するのに必要だと思うことは何ですか? —
ズバリ、「柔軟性とやる気」ですね。
雇用する側としては、仕事は出来るに越したことはないですが、
それより何より「ここでやっていく!」というやる気のある人が欲しいのです。
日本の人であれ、外国の人であれ、それは同じです。
— 海外で働くことの醍醐味はなんだと思いますか? —
海外への壁がなくなったことです。
そして自分の視野や世界観が広がりました。
海外に行ってみてわかったことは、自分から動いていけば色々な繋がりはいくらでも作れるということです。
自分次第で道がどんどん広がっていくのは面白いですね。
— これから寿司シェフを目指す方へメッセージをお願いします。 —
海外どこの国の人でも求めているのはやる気のある人。
自分の目標を明確にして、「ここでやるんだ!」という気持ちを持って頑張って欲しいと思います。
世界の寿司シェフへの需要の高さを実際に海外に行って実感して来ました。
”日本の寿司を 世界へ” 一緒に広めていきましょう!
いつも情熱的な東講師。
「この道でやっていくんだ!」という本気の姿勢が、
自分を成長させ、周りの人々も動かしていくということなのですね!
無限の可能性を秘めた東京すしアカデミーの生徒にも、
その思いを受け継いでいって欲しいと思います!
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