海外就職情報 スイスで働く
いつかは海外で働きたい・・
そんな風に思う方は多いのではないでしょうか。
しかしビザ申請や語学力など、なにかとハードルが高くなかなか踏み出せない海外就職。
実は寿司職人は比較的就労ビザを取得しやすいといわれていることをご存じでしたか?
理由は、「日本人ならではの特殊技術だから」。
その国の雇用を脅かさずに、かつ需要がある職業であることがポイントなのです。
今回は自然豊かで働きやすい国としても有名なスイスをご紹介いたします!
スイスってどんな国?
首都
ベルン。
面積
41,280 km²
日本からのアクセス
日本からスイスへの直行便は、スイスインターナショナルエアラインズが、
成田-チューリッヒの1日1便を運航しておりANA(全日空)とのコードシェア便となっています。
フライト時間は約12時間30分。
経由便だと、フランクフルトやヘルシンキでの乗り換え便があります。
スイスで暮らす
言語
ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語、その他
地域によって話される言語が異なります。
通貨
スイスフラン(CHF/SFr)。補助単位はサンチーム(Ct)またはラッペン(Rp)
スイスはEU非加盟国だが、スイス国鉄、主要デパート、高級ホテルなどでは多くの場合ユーロでの支払いが可能。
ただし、お釣りはたいていスイスフランになるので注意が必要です。
時差
日本とスイスの時差は、-8時間。
※サマータイムあり
天候
スイスは日本の北海道や高原のような気候です。
しかし高低差があり、地域や標高により気候はかなり異なります。また内陸部にあるため、一日の気温が激しく変化します。
スイスで働く
ビザ
スイスで働くためには、労働許可証の取得が必要になります。
許可証には、短期滞在許可証(一年以内)、滞在許可証(期限付き)、定住許可証(無期限)があります。
滞在期間により、申請するビザが変わってくるので注意が必要です。
この労働許可は雇用主より申請する必要があるので、就職活動の際には就労ビザの取得に協力的な仕事先を探しましょう。
また、スイスでは、ヤングプロフェッショナル制度が設けられています。
この制度は技術職に従事する方のスイス国内での企業研修が目的で、年齢制限は35歳まで、最長18か月間スイスでの就労許可が認められます。
※2016年8月現在の情報です。ビザ取得をお考えの方は
政府の告知する最新情報を必ずチェックしてください。
海外就職についてもっと知りたい方は
スイスの過去の求人例
レストランA
募集職種 寿司調理人
業務内容 寿司製造工場、ケータリング業務全般の補佐
必要条件 実務経験7年以上
給与 5000CHF
スイスで働く卒業生の声
石井 裕子さん(33歳)
2009年江戸前寿司DIPLOMAコース卒業
私は2009年に江戸前寿司diplomaコースを卒業し、スイスに渡りました。
今は子育てをしながらお寿司のケータリングのお仕事をしています。
私が住んでいるヌーシャテールという小さな街に日本人寿司職人は私だけ。
とっても重宝されています。
最近ではスイスでもお寿司は人気で、会社のパーティーや結婚式などの大きな会のほとんどでお寿司が提供されます。
人気があるのは、マグロの握りとサーモンの握り、あとはスモークサーモンとアボカドのロールです。
海外では日本と同じように豊富な食材を手に入れることが難しいので、メニュー開発も工夫が必要です。
例えば、アボカドもロールにするだけでなく握りにしてみたり、鶏むね肉をスライスしてマヨネーズと和えてみたり。
江戸前寿司の枠を超えない程度に、かつその枠にとらわれすぎないように考えていくことは難しいですが
うまくいったときの喜びはひとしおです。