海外就職情報 ドイツで働く
いつかは海外で働きたい・・
そんな風に思う方は多いのではないでしょうか。
しかしビザ申請や語学力など、なにかとハードルが高くなかなか踏み出せない海外就職。
実は寿司職人は比較的就労ビザを取得しやすいといわれていることをご存じでしたか?
理由は、「日本人ならではの特殊技術だから」。
その国の雇用を脅かさずに、かつ需要がある職業であることがポイントなのです。
今回は当校の卒業生の就職先としても人気の高いドイツの情報をお届けいたします!
ドイツってどんな国?
首都
ベルリン。
面積
357,200 km²
日本からのアクセス
直行便が一番充実しているのは成田—フランクフルト間で、ルフトハンザ航空・全日空・日本航空が毎日運航。
成田—ミュンヘン間はルフトハンザ航空に加え、2010年7月からは全日空も毎日運航するようになり便利になりました。
フランクフルトへは関空からも毎日、名古屋からも週5便、ルフトハンザ航空が飛んでいます。
日本—ドイツ間のフライトは約12時間です。
ドイツで暮らす
言語 ドイツ語。比較的英語も通じやすい。
通貨
ヨーロッパ連合(EU)諸国の共通通貨であるユーロ。補助通貨としてセントがあります。
なお、ドイツ語発音でユーロは「オイロ」といいます。
時差
日本との時差は、-8時間。※サマータイムあり
天候
ドイツは緯度で見ると北海道と同じかやや北にあたるため、温度は北海道に似ています。
四季の区別が明確なのも日本と似ている点の一つです。
ドイツは冬の寒さが厳しく、長い冬は11月下旬から始まり、4月になっても降雪に見舞われることもしばしばです。
ドイツで働く
ビザ
ドイツで働くためには
・ワーキングホリデービザ
・就労ビザ
のどちらかを取得する必要があります。
ワーキングホリデービザは、満18歳から30歳までであれば、
滞在可能な期間は3ヵ月以上1年以内で、最長365日、ドイツのさまざまな職場で働くことができるビザです。
30歳を超えた場合には、就労ビザを取得する必要があります。
ドイツは他の先進国に比べて比較的就労ビザを取得しやすいと言われています。
2005年1月、滞在許可と労働許可が統合簡素化。従来、労働用滞在許可証と労働許可証の両方が必要でしたが、
労働局の労働許可(Arbeitsgenehmigung)は不要になりました。
これは2003年に見送られた「滞在許可と労働許可」の一本化政策が復活実施されたため。
また以前と比べて手続きが簡素化され、ワンストップにて手続きができる環境になっています。
※2016年8月現在の情報です。ビザ取得をお考えの方は
政府の告知する最新情報を必ずチェックしてください。
海外就職についてもっと知りたい方は
ドイツの過去の求人例
①レストランA
募集職種 寿司ヘッドシェフ
業務内容 寿司調理における業務全般、新メニューの創案、メニュー構成など
必要条件 3〜5年程度の経験があること。性別不問
給与 2000ユーロ
②レストランB
募集職種 寿司セカンドシェフ
業務内容 寿司 厨房業務全般
仕込み、注文、現地スタッフ教育
必要条件 やる気のある健康な方
給与 1800 ~ 2000ユーロ
ドイツで働く卒業生の声
岸本 祐典さん(37歳)
2013年寿司シェフコース卒業
2013年に東京すしアカデミーの寿司シェフコースを卒業し
その後は、在学中からアルバイトをしていたグルメ型回転すし店で修行をつみました。
自分ひとりで板場をまわすことができるようになった時、「今だ!」と思いドイツへ渡航。
現在はミュンヘンにあるHAGURUMAという店で寿司ヘッドシェフとして働いています。
僕は、綺麗で美味しい寿司を握るだけが寿司シェフだとは思いません。
だってそれは誰でもやっていることだから。
大切なのは、そこにサービスという付加価値をつけることだと思います。特に海外では、日本ならではの心配りやおもてなしをするとお客様は感動してくださるので
接客サービスには特に力を入れています。
実際に僕も店の従業員とともに接客サービスの徹底をしたところ、
それが話題になり現地の新聞にも掲載されました。
自信につながりましたね。