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25歳で店長抜擢の田原さん 5年後は海外で活躍したいと夢を語る

寿司職人養成コース7期卒業生 田原 和樹さん

寿司は楽しい

寿司職人になろうと決めたのは大学のころです。就職活動中に「自分が一番やりたいことってなんだろう」と考えていました。中学生の時に、家族のために寿司を握った事があって、それがとても楽しかったのを思い出しました。

シンプルな原体験を大切にしようと思ったんです。「これで稼げるかどうか」とか「師弟関係は厳しそう」とか考え始めると「一番やりたいこと」から離れていってしまう気がして。そんな感じで寿司職人になることを決めましたけど、この直感は間違ってなかったと思います。

5年後は海外へ

僕の目標はあくまでも寿司職人としての海外就職です。技術は学校で習得できたので、あと必要なのは現場力。この店でしっかりと身に着けてから海外で勝負しようと思ってます。具体的には、カウンター接客のレベルアップと店の経営方法を集中して学びたいなと思います。

今25歳ですが、目標は5年後の30歳までに海外へ行くこと。「それまでにどんな準備ができるのか?」そんなことを意識して1日も無駄にしないよう過ごしています。

人の上に立つということ

従業員をうまく動かすことって難しいんだと、店長という立場になって気が付きました。技術は自分自身の問題で、手を動かせば結果はついてきます。でも他人をうまく動かすとなると、自分だけの考えを押し付けるわけにはいかないですよね。

実をいうと自分はリーダータイプではないので苦戦しているんです。自分より年上の方に指示を出すことだってあります。でも、店をまわしていくためにも苦手だなんていっていられません。

意識していこうと思っていることは、営業時間外における従業員との接し方です。営業中は厳しいことを言わなければならない場面もたくさんありますが終わったらもう上も下も関係なし。そんな風にオンとオフの切り替えを大切にしていきたいです。

店長としての使命

せっかくこの年齢で店長という立場を任せてもらえているので若い人にお寿司を食べに来てほしいですね。板前がどしっと構えているカウンターのお寿司屋さんって若い人には敬遠されがちだと思うんです。

そんな壁を取り払って、自分のような若い年代の人でも気軽に楽しんでもらえるようなお店にしていくのが僕の今の一番の目標であり、使命だと感じています。

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つながりは財産

これから寿司職人を目指そうとしている皆さん、「つながり」を大切にしてください。2014年の3月に東京すしアカデミーを卒業したのですが今でも当時のクラスメートとは連絡を取り合っています。同じ目標を持つ仲間がいるのってすごく心強いですよ。

それに、ネットワークもできる。ここが学校に通う最大のメリットともいえます。いきなり現場に入って修行をしている人たちには、信頼できる親方がついています。僕たちにとっては先生方が親方のような存在でした。

色々な考えを持つ人と接することで、自分の選択肢もどんどん広がっていく。どんどん利用して、自分の可能性を広げてください。

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