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海外就職、寿司職人にチャンスあり!

さて前回は、海外へ行くためにはビザが必要であり、なおかつ働くためには就労ビザを取得する必要があることをお伝えしました。

今回はその「就労ビザ」に焦点を当てていきます。

取得が難しいこのビザ、なぜ寿司職人としてであれば大きく可能性が広がると言われているのかをお伝えします!


就労ビザ申請、どうやって?

労働ビザを申請するには、雇用主にビザの保証人になってもらう必要があります。

つまり申請者を従業員として雇用することを確約してもらうということ。

なので、一般的に採用内定をもらってからでないと

就労ビザは申請ができません。

晴れて採用内定をゲットしたら、雇用確約証明書を雇用主に書いてもらい、

その他必要書類を移民局など所定の機関に提出することになります。


難しいスポンサー探し

さて、一般的に就労ビザ獲得が難しいと言われる理由は実は

なかなか内定をもらえる雇用先が見つからないことが原因です。

外国から人を雇うということは、自国の雇用を減らしてしまうこととイコールになります。

国は自国民の雇用を保護しなければならないので、

外国人に対しての就労ビザ審査はどうしても厳しくなります。

そしてビザ申請にかかる費用は雇用先が負担することになるため、

「最終的にきちんと国の審査を通りそうな申請者にのみ採用内定を出したい」

このように店側は考えるわけです。

誰でもできる仕事であれば自国民にやらせよう」というのが基本的な考え方なので、

・これは日本人にしかできない仕事なのかどうか

・雇用することで自国に繁栄をもたらすのか(=需要がある仕事なのか)

この2つが重要なポイントとなるのです。

ここまで聞くと、海外で働きたいと思ってもビザ問題で正直むずかしいのでは?と思いますよね。

でも実は寿司職人にはチャンスがあるのです!

理由はズバリ!ビザ取得のために大きなポイント、

日本人にしかできない仕事」で、かつ「大きな需要がある」から。

ご説明しましょう。


東京すしアカデミー 握り

海外における日本食レストランの増加

以前の記事でも触れたとおり、

寿司・日本食人気により現在世界中で日本食レストランが急増中。(9年で3.7倍)

寿司職人の需要は留まることをしりません。

魚を捌けるのは日本人だけ?

もともと魚を生で食べる文化のない海外諸国。

そのため魚の下処理の仕方をきちんと学んだ人は少ないのが実情。

寿司レストランは増えているのに正しい魚の扱い方を知っている人は少ない、そんな現状なのです。

「日本人である」ことに価値がある

日本人は他のどこの国の人よりも寿司や日本食を口にする機会が多いですよね。

「何が美味しいのか」を舌で感覚的に分かることが非常に重要だそう。

また、「なんちゃって寿司」から「本格寿司」へと趣向が変化している海外において

「日本人が握る寿司」に価値があると考えられています。




いかがでしたでしょうか。

寿司・日本食が世界中に急速に広がっている今、夢の海外就職を目指すチャンスかもしれません。

もちろん、語学力をはじめとしてコミュニケーション力や現場での接客、環境適応能力など

寿司の技術以外にも求められることもたくさんあります。

しっかりと準備をして、夢を叶えてくださいね。

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