関東ではスルメイカ関西ではケンサキイカ。強い甘みと深い味わいに適した料理をご紹介
魚問屋の上田がお届けするプチコラムです♫
まいどーーー!!
本日の魚は、夏から秋にかけて旬のイカ!関東ではスルメイカですが、関西ではケンサキイカになります。別名、ヤリイカ・白イカとも言われます!特に水揚げは、長崎、山口、鳥取でよく水揚げされます。
味は、ねっとりとしていて、とても甘みが強く味わい深いです。料理は、何をしても美味いです!刺身、イカソーメン!もちろんお寿司でも!私が好きなのは、天ぷら!火を入れると、とても甘みが出て、たまりません。
普通にボイルしてマヨネーズと醤油を混ぜたものでいただくのも最高です!お酒がとまりません。さらに、ケンサキイカは、冷凍保存してもあまり味が落ちないので、重宝されます!
さて、ケンサキイカの写真が3枚あるのかというとケンサキイカにはサイズで分けられています。魚の並べられ方によって分けられます。上から2段約12入・2段半約18入・3段約24入となっています。
もちろん大きなサイズほど高いです。また、うまいです。このケンサキイカは、月夜になると量が減ってしまいます。イカは、光に集まる習性があり月夜だとばらけてしまうのもあるそうです。また、月夜は潮の流れも速くなるので、少なくなります。
一度このケンサキイカ!味わってくださいまし!
これは、市場の売り場の一部の写真です!たくさんの魚が並んでます。たくさんありすぎて大興奮します笑。
鮮魚の総合商社 株式会社利州 上田晋右
鮮魚の総合商社株式会社利州。「大阪中央市場に利州あり」とも言われるほど影響力を持った魚問屋の後継ぎとして生まれ、幼い頃から鮮魚に親しむ。現在は同社の取締役として鮮魚の流通経路の開拓、小売店への販売戦略提案などを担当。
日本の魚市場の発展を流通と食文化の両面から支える。長年築いてきた大阪の鮮魚市場の深い知識とネットワークを活かし、日本の寿司文化の普及に注力している。