メイタガレイは関西では刺身で食されるポピュラーな魚。煮ても揚げても美味しい
魚問屋の上田がお届けするプチコラムです♫
本日のお魚は、メイタガレイです。あまりにも丸々こえていて、思わず写真を撮りました。2月3月に産卵を終えて、この時期がとてもいいです。関西では、瀬戸内で、よくとれます。近いので、泳いだ状態での流通も盛んです。
なので、関東ではあまりなじみはないでしょうが、こちらではお刺身でも食されます。とても甘みが上品で美味しい魚です。ほかには、煮付けや、揚げたりします。私は、あげてるのが好きです。
これがあると、骨までむさぶるように食べてしまいます。会話は無くなります笑。それと、メイタガレイとよく似た魚で化けメイタガレイ(ナガレメイタカレイ)があります。水気が多く、早く食べないと煮ると身がバラバラになってしまいます。
28日に大阪中央市場の隣の公園で、「ざこばの朝市」という、食育イベントをやってきました。とてもいい天気で、たくさんの家族の方が来ていただけました。
少しでも美味しい食に触れたり、体験してもらい。元気に健康になって、家族や友人の和がもっと強いものになりますようにという気持ちを込めてやっております。他所にはない市場の人間ならではの、お店がありますよ!
鮮魚の総合商社 株式会社利州 上田晋右
鮮魚の総合商社株式会社利州。「大阪中央市場に利州あり」とも言われるほど影響力を持った魚問屋の後継ぎとして生まれ、幼い頃から鮮魚に親しむ。現在は同社の取締役として鮮魚の流通経路の開拓、小売店への販売戦略提案などを担当。
日本の魚市場の発展を流通と食文化の両面から支える。長年築いてきた大阪の鮮魚市場の深い知識とネットワークを活かし、日本の寿司文化の普及に注力している。