海外就職情報 カナダで働く
いつかは海外で働きたい・・
そんな風に思う方は多いのではないでしょうか。
しかしビザ申請や語学力など、なにかとハードルが高くなかなか踏み出せない海外就職。
実は寿司職人は比較的就労ビザを取得しやすいといわれていることをご存じでしたか?
理由は、「日本人ならではの特殊技術だから」。
その国の雇用を脅かさずに、かつ需要がある職業であることがポイントなのです。
今回は当校の卒業生の就職先としても人気の高いカナダの情報をお届けいたします!
カナダってどんな国?
首都
オタワ。
面積
9,985,000 km²
ロシアについで世界で2番目の面積を有する国です。
日本からのアクセス
日本からカナダへの直行便が就航しているのは成田空港と羽田空港。
バンクーバーへはエアカナダと日本航空が成田から、全日空が羽田から毎日運航しています。
また、エアカナダは羽田からトロントへ毎日運航しているほか、週3~5便でカルガリーへのフライトも運航しています。
カナダで暮らす
言語
英語およびフランス語。
ケベック州ではフランス語が公用語ですが、他の地域では英語とフランス語の両方が公用語になっていたり、
英語のみが公用語という場所もあります。
通貨
通貨単位はカナダドル$、C$(CAD)。補助通貨はセント¢(Cent)。
日本との時差
カナダの時刻は、6つに分かれており、日本との時差はそれぞれ次のようになります。
1.太平洋岸標準時⇒ 日本時間 - 17時間 …バンクーバー、ビクトリア など
2.山岳部標準時⇒ 日本時間 - 16時間 … バンフ、ジャスパー など
3.中央標準時⇒ 日本時間 - 15時間 … ウィニペグ、レジャイナ、サスカトゥーン など
4.東部標準時⇒ 日本時間 - 14時間 … トロント、 オタワ、モントリオール など
5.大西洋岸標準時⇒ 日本時間 - 13時間 … プリンス エドワード島、ハリファックス など
6.ニューファンドランド⇒ 日本時間 - 12.5時間 … セント・ジョンズ
天候
広大な国土のため、いくつかの気候地域をもちます。
バンクーバーなどの太平洋沿岸は降水量が多いのが特徴。
カナディアン・ロッキーは寒さが厳しく、夏でも天気が崩れれば上着は必要です。
カルガリーなど平原地帯では寒暖の差が激しい。
五大湖一帯は四季が分かれており、以東では夏は涼しく、冬は比較的温暖。北極圏の極北地方は1年中寒さが厳しいので
渡航前によく調べておくことをおすすめします◎
カナダで働く
ビザ
カナダで働くためには
●ワーキングホリデービザ
●ワークパーミット
のどちらかを取得する必要があります。
ワーキングホリデービザは30歳以下の日本人で、諸条件をクリアしていれば誰でも申請ができます。
30歳以上の人がカナダで働くためには、ワークパーミットの申請が必要となります。
まず、雇用主からジョブオファー(仕事の提供)を受け、HRSDC(カナダ人材技能開発省)へLMO(外国人雇用許可)の申請を行います。
ジョブオファーが認められ、許可証(ポジティブLMO)を取得できれば、カナダ移民局にワークパーミット(Work Permit)を申請することになります。
就労許可期間は移民局の判断にもよりますが、基本的には1~2年、長くても3年程度です。
それ以上の長きにわたって就労するためには、移民の手続きが必要になります。
また、就労はジョブオファーを受けて就労ビザを取得した雇用主の元に限られるので注意が必要です。
※2016年8月現在の情報です。ビザ取得をお考えの方は
政府の告知する最新情報を必ずチェックしてください。
海外就職についてもっと知りたい方は
過去の求人例
①レストランA
募集職種:寿司セカンドシェフ
業務内容:寿司・刺身・一品料理など調理全般
必要条件:寿司調理歴1年以上
給与:3000カナダドル~(+チップ)
待遇:週休2日、年次有給休暇10日間
②レストランB
募集職種:寿司シェフ見習い
業務内容:ロールや刺身に使う野菜の仕込み・卵焼き・シャリの準備など
必要条件:見習いOK 調理師免許を有する18~40歳までの方
給与:2000カナダドル~
待遇:日曜日休み
カナダで働く卒業生
青木健介さん(36歳)
寿司シェフコース1期卒業生
東京すしアカデミーの寿司シェフコースを卒業後、日本の寿司店や和食店で合計4年ほど修行をつみました。
その後、カナダへ渡航し、現在はバンクーバーの和食フュージョンレストランで寿司シェフとして働いています。
私が働いているレストランでは、カウンター(握り)・ロール・キッチンとセクションが3つに分かれています。
ロールは未経験の人でもどんどんチャレンジさせてもらえる環境です。
ただ注文数が圧倒的に多いのでスピード感をもたないと大変です。
握りは、ある程度の経験年数がないとなかなか担当させてもらえません。
技術力だけでなく、実際の現場経験も重要。
日本である程度まとまった期間修行を積んでおいたほうが、採用の確率はぐっとアップします。
労働環境については、日本と比べても休みがとりやすく働きやすいですよ。
カナダは労働法がしっかりとしているので、私も週に2日きちんと休みをとっています。