ビザサポートを受けてカナダ就職を実現!海外就職には寿司の技術が必要だった
中谷雄介さんの卒業後の活躍についてお話しを伺いました。今回の卒業生の声は2010年に2ヶ月Diplomaコースを卒業した中谷雄介さんにインタビューしました。
18歳~30歳までの若者が取得できるワーキングホリデービザを使って、希望していたカナダへの就職を実現。その後現在の勤務先のサポートの元、ビザを移行し、シェフとして活躍されています。
中谷さんの住んでいるカナダ・リッチモンドはバンクーバーからも20分程の距離で、新鮮なシーフードも美味しい港町です。現地で人気のメニューや日本食・日本人に対するイメージとは?海外就職希望の方は必見です!!
—自己紹介をお願い致します。 —
現在カナダのブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド在住です。東京すしアカデミー卒業後、ワーキングホリデーでカナダに渡り、移民申請スポンサーである、ジャパニーズレストラン『一朗亭』で働いています。カナダ滞在歴は2年になります。
— すしシェフを目指した経緯を教えて下さい —
調理の仕事を以前からやっており、海外で働きたいなと思った時に寿司の技術が必要だったため、東京すしアカデミーに入学することに決めました。
— 東京すしアカデミーで学んだことや現在役に立っていることはありますか?—
2ヶ月という短い期間でしたが、寿司に関するひと通りの基本を学ぶことが出来ました。
— 現在の職を得るまでに苦労したことはありましたか?—
実は勤務先は東京すしアカデミーで出会った他の生徒の方(同時期に受講していた1年制・寿司シェフコースの方)に紹介してもらいました。なので、特に苦労したことというのはなかったです。
— 中谷さんの勤務先にはどのようなお客様がいらっしゃいますか?—
『一朗亭』は日本でいう、いわゆるファミレスなので、年齢は幅広い方がいらっしゃいます。
リッチモンドは中国の方が多く住んでいることもあり、中国の方もよく来店されます。
—現地の方の寿司や日本食に対する印象、また人気のメニューを教えて下さい。—
日本食はいまだにヘルシーというイメージがありますし、食べ物だけでなく日本人に対しても礼儀正しくきれい好きというポジティブなイメージを持っている方も多く、様々な面で印象がいいです。
バンクーバーはものすごく日本食レストランが多くメニューも大体同じようなものです。キッチン物ですと照り焼き餃子などで、すしだとやっぱり裏まきのロールですね。裏まきの中には日本だと信じられないようなものを巻いていることもあります。
後はとてもヘルシーとは言えないような、何種類かのソースをかけたり、揚げ物もどんどん巻きますので始めは驚きました。今の店でも月替わりでその月の担当者が考えたロールを提供していますが、そういうとき大事なのがやはりインパクトなのだと思います。味の面でも見た目の面でもインパクトは重要です。
— 仕事をしていてやり甲斐や楽しさを感じる時はどのような時ですか?—
やはりお客様においしかったと言われた時です。後は忙しい日をこなせた時も達成感があります。
— 最後にこれからやりたいこと、夢を教えて下さい。—
自分の気に入った場所で、自分の好きな店をやりたいと考えています。
東京すしアカデミーでの経験や人とのつながりによって、寿司職人として世界へ羽ばたく夢を着実に掴んでいますね!今後も、中谷さんの活躍に期待したいです!中谷さん、ご協力ありがとうございました!