タイ在住30年の通訳・観光のプロが江戸前寿司を学ぶ理由
江戸前寿司集中特訓コース卒業生の米田 厚子さんは、タイ在住で30年以上、通訳・観光関連のプロとして活躍されている。そんな米田さんが、自分自身の付加価値を高める一環として選択したのが江戸前寿司だった。
そして卒業からおよそ半年、米田さんの近況をお聞きした。
Q:観光のプロである米田さんが江戸前寿司を習おうと思ったきっかけはなんでしょう?
米田さん:今の仕事以外で、日本食を教えたり、食べさせたりして自分らしくできることを何かやりたいと思っていた時に、東京すしアカデミーに出会いました。
Q:実際に受講されてみてよかったことはなんでしょう?
米田さん: 想像していたよりずっと本格的なカリキュラムでした。正直、もっとゆるい感じの授業かと思っていましたが、実際に入学してみるとかなり本気度が高いし、カリキュラムが中途半端でなく、とてもしっかりしていたと思います。
まず良かったのは、包丁の持ち方とか動かし方について本職の職人さんがやっていることが学べたことは大きかったです。これまで自分がやっていた自己流とは全く違っていました。
近頃は本格的な包丁の使い方から魚の捌き方までインターネットで見つけることはできますが、実際に生で教えてもらって、講師のもとでやってみると全然違いますね。
しっかりと指導してもらう体験があった上でネット上の動画をを参考にするのと、そういった経験もなく、ただネットを見てやってみるでは全然ちがうな・・・と感じました。
Q:講師のレッスンはわかりやすかったですか?
米田さん:はい、とても! 生徒一人一人の理解度も実習のペースも違う中で、一人一人の進みぐあいを見極めながら、納得できるまでゆっくりと丁寧に教えてくれました。
正直、一回だけで覚えられず、何回もお聞きすることもありましたが、その都度根気よく繰り返して教えてくださりありがたかったです。覚えるまでどうしたらいいだろうかと常に考えて教えてくださり、とても楽しい時間を過ごせました。
Q:ご卒業後半年たちましたが、お寿司に関してはいかがですか?
米田さん:実は・・・本業が忙しくなってまして、お寿司からはちょって離れています・・・。今回、久々に教室を訪れたことを契機に初心に戻り、せっかく覚えた江戸前寿司の技術をしっかり維持できるようお寿司と向き合う時間を作ろうと決意しました!
Q:お寿司を活かした今後の抱負や目標はありますか?
米田さん:タイに暮らして30年以上、この間にできた知人、友人などに、そしてタイの人々に日本の江戸前寿司を知ってもらえるような機会を作れればと思っています。
そして美味しい、と喜んでもらえたら最高ですね。まだ具体的ではないですが、自分ひとりで切り盛りできるような小料理屋さんのようなものができればと思っています。
ありがとうございました!これからも本業+お寿司で日本とタイの架け橋を築いていかれることを期待しております!