秘密の鮨会、即日完売!ミラノ帰りの鮨職人
東京すしアカデミーでは、在校生や卒業生を対象とした不定期のイベントや勉強会を開催しています。某日、都内某所で、卒業生の戸丸直貴さん(29歳)による鮨会を開催しました。対象者に告知したところ、お席が一瞬で埋まってしまいました。皆さん勉強熱心ですね。
戸丸さんは現在、お台場にある会員制高級日本料理店で働くとともに、休日には個人活動として出張寿司も行っています。国内トップレベルの料理人の技術を直ぐ側で見られる機会は貴重です。
希望される方には仕込みから参加することを可能にしましたが、大半の方が仕込みからの参加を希望。抽選となりました。
戸丸さんは20歳ですしアカデミーを卒業すると、その直後からイタリアへ移住し、料理人としての経験を積みました。24歳の時にはミラノで料理長としてレストランの立ち上げから関わりました。2019年に帰国すると、日比谷の日本料理「龍吟」を経て現職。
戸丸さんは飲食店の経営をされていたお父様から強い影響を受け、10代の頃から起業家になることを決意します。16歳で上京すると、通信制の高校で学びつつ4つのバイトを掛け持ち。必死で働いたと言います。
稼いだお金で銀座や赤坂の高級レストランに通い、自身の目と舌を鍛えました。また、そこで出会う経営者たちから多くの影響を受けました。
「彼らの話を聞いていると、きまって海外に視野を向いていて、実際にグローバルにビジネスを展開しているんです。」
引用:「人と違うことをしたい」ミラノで飲食店の立ち上げに参画、たたき上げの若き料理長 | トラベロコ・タウンミートアップ
上記の彼の言葉からも、彼がどれほど熱心に学び、吸収していたかが伺えます。戸丸さんの決断力と行動力には、感服せざるを得ません。
様々な経営者の方々との出会いが大きな刺激になったそうですが、成長した戸丸さんが今度はアカデミーの後輩の皆さんに大きな刺激をくれることを本当に嬉しく思います。
戸丸さんの2014年時のインタビュー記事はこちらからどうぞ