日本料理の盛り付けと数の関係!?
季節感のある美しい盛り付けというのも日本食を楽しむ一つの重要なポイントですよね。先日寿司シェフコースの生徒達もコース料理の授業で盛り付けに取り組んでいました。
使う食品もそれぞれ異なり、料理に各グループの特徴が出ていて、とても面白い授業となりました。
ところで、タイトルにも書きましたが、日本料理の盛り付けと数にはきちんとした関係性があります。お店に行った時の事を思い出してみて下さい。
お刺身は3点盛り・5点盛り・7点盛りはあっても4点盛り・6点盛りはあまり見かけませんよね。古くからある陰陽道では奇数は「陽」・偶数は「陰」とされていて、それが料理の盛り付けにも反映されています。
実は日本料理だけではなく日本文化の様々なところに見ることが出来て、「七五三」「三三九度」などおめでたいことは奇数で多く表されていることがわかると思います。
日本料理の盛り付けの時はこの奇数を頭に入れて目でも楽しめる料理を作って行きたいですね!