憧れの海外生活を実現するため仕事を続けながら週末コースを受講する:白田さん(47)
夢は絶対、海外!寿司文化を世界に伝えたい。
白田剛史さんは今年47歳。寿司に関しては全くの初心者だったが、すしアカデミー通学後の寿司熱はとどまることを知らず。
週末は個人で寿司ケータリングを引き受け、一般客に寿司を教えるなど忙しく過ごしている。
海外周航のクルーズ船に乗りマグロ解体ショーに参加するなど、夢の海外進出に向けて努力を惜しまない姿が印象的である。
偶然見つけた「寿司職人の道」
海外で働きたいという漠然とした憧れがずっとあったんです。
でも肝心の仕事を見つけられる自信がなくて、やっぱり無理かなとも思っていました。
そんな時、たまたま美容室に行ったときに見た雑誌で
和食を武器に海外で働くというような特集をしていたんです。
それをきっかけに美容師さんと寿司学校の話題になりました。
その美容師さんから東京すしアカデミーのことを聞いたんです。
初めて寿司職人であれば海外で活躍できることを知り、
私の夢が叶うのかもしれない。そう思って自分でも海外事情などを調べたりしていました。
仕事と学業の両立
仕事を続けながら学びたかったので、土曜日のコースを選択しました。
寿司の世界は想像以上に奥が深く教えていただいたすべてのことが新鮮な学びの連続でした。
週末コースを卒業してからは営業職などの仕事をしながら
寿司店や魚問屋でのアルバイトなどを掛け持ちでこなしています。
少しでも寿司の世界に触れておき来るべき時に備えたいという気持ちがあるからです。
卒業後も同期と定期的に集まって練習などしているので、
それほど腕は錆びていないつもりですが
なかなか寿司店一本に絞って働こうか悩んだいた時に
東京すしアカデミー主催の初心者を対象とした90分間の寿司体験イベント
「握りレッスン・食べ放題」でインストラクターをやってみないかと声をかけられました。
文化としての「寿司」を世界に伝えたい
私は「海外で寿司職人として働きたい」という目標の他に、
「寿司の奥ゆかしさや繊細さを世界の人々に伝えたい」という思いがあるので
面白そうだと思って受けてみることにしました。
この体験教室は人に伝える事を学べ、また対人コミュニケーション能力を養う場としても
良い環境です。 世界の外れで寿司職人として働き、ささやかなながら楽しく暮らし、
寿司の素晴らしさを人々に伝え、山や海で子供の様に遊ぶ。
これらを五十路までに実現させ定着させることが私の今の目標です!
“殆どの方が初体験で参加され、最初は少し不安や緊張の面持ちですが、練習し握る毎に上達されると、
満足な顔でお寿司を召し上がり、最後のご挨拶で皆さんの笑顔を見る度にやりがいを感じます。
分かりやすく、丁寧に、それでいて楽しく人に伝える難しさもありますが、自分自身の成長にも繋がる貴重な経験でもあります。
すし職人に必要な、コミュニケーション能力がつきます。
鉄は熱いうちにうて
もしこのインタビューをお読みになっている方の中で
寿司興味があって、やりたいと思っているならすぐに学校に来たほうがいいと思います。
私は決断までに3年もかかってしまったのですが、少し遅かったのではと思っています。
準備も必要ですしお金もかかりますが、それ以上に自分に帰ってくる経験があり可能性がどんどん広がります。
鉄は熱いうちに打て!じっくり考えて決断した後は行動あるのみですからね。
今は日本食ブームが始まった段階です。今こそ日本人が世界で活躍するときだと思うので
このチャンスを逃さずにどんどんチャレンジしていってください。
ただし、自分1人で決断するのには勇気も必要ですよね。色々な人に話をして、背中を押してもらう事も大事ですよ。