在校生の声 鈴木晴恵さん
江戸前寿司diploma日曜日クラス2015年卒業
美しく繊細な模様の魚に魅せられて
大学を卒業したあと、システムエンジニアとして3年半働いていましたが魚に関わる仕事がしたいという想いで仕事を辞め築地で働き始めました。私が魚の魅力にとりつかれたのは、大学生のころです。
築地市場へ見学に行く機会があったのですが、その時、ずらりと並んだ魚を間近に見てその美しくて繊細な模様にすっかり惹かれてしまって。その後大学院まで進んだのですが本当はすぐにても築地で働きたいと思っていました。
ただ、勤務時間帯が明け方であることなどを理由にいったんは諦めシステムエンジニアになりました。そのあとも、ずっとあの美しい魚に関わりたいという気持ちが捨てられず、転職を決意しました。
魚の扱い方を学びたい
そんなことがあって常に魚に関わることができる築地で働き始めたのですが自分でも魚を上手に扱えるようになりたいと思うようになったんです。
築地の仕事は土曜日も忙しく、日曜日しか時間を取ることができなかったので東京すしアカデミーの日曜日コースに通うことを決めました。
魚の基礎お学べてお寿司も学ぶことができるんだったら、手に職もつくし一石二鳥だと思ったんです。
魚を芸術作品に
魚をきれいにさばくことができれば、アート作品にもなりえるんじゃないかと思うんです。実際、家でも練習でさばいた魚で作品を作ったりしています。さばきながら、皮・内臓・骨・残った身などパーツをそれぞれ写真におさめ組み合わせる。
すると、すごく綺麗な別の生き物のような作品が出来上がります。あんなに綺麗なのに、さばき終わったあとのいらない部分を捨てるだけなんてもったいないじゃないですか。
作品の完成度を上げたいと思うと、技術力はやはり高いほうがいいので練習しなくちゃいけません。授業中、うまくできない時には先生が色々なやり方を教えてくれます。
「こんな方法もあるから試してみて」と。試行錯誤をくりかえし、自分が一番きれいにさばく方法を見つけたとき、何とも言えない喜びを感じます。
悩んでる時間がもったいない!
この学校には、色々な目的の方が通っています。私のように、とにかく魚が好き!という人もいますし早くお寿司を握れるようになりたい人、趣味を増やしたい人など本当に色々な人がいます。
だから、悩んでいるのであればまずは初めてみるのがいいと思います。悩んでいたって時間がもったいないと私は思うんです。
人生一度きりなんだから、やりたいと思ったことは絶対チャレンジすべき。そんなに気張らず、気軽に自分がやりたいことができる環境がこの学校にはありますよ。