小学館のトレンド情報誌『DIME』6/16発売号「2023年上半期ヒット商品ランキング100」に東京すしアカデミーがランクインされました。海外へ移住するための手段として当校を受講する方は以前から多かったのですが、最近では特にその傾向が強まっています。就職を希望する生徒さんの8割は海外移住を希望しています。

日本経済が停滞しているというニュースをよく聞くようになりましたが、事実としてオーストラリアの最低賃金は21.38豪ドル（約2,066円※23年6月現在）です。東京都の最低賃金が1,072円なので単純に2倍も違うことになります。

日本人の寿司職人の需要は年々高まっています。魚の流通技術が進化したことで東京の一流の魚、食材が海外でも手に入るようになり、日本並みの高級店があちこちに出来ています。欧米はもちろん、タイのバンコクは急激に高級店が増えて寿司文化が成熟。コースで3万円というお店も珍しくありません。

そういう高級店では、カウンターに立って寿司がきちんと握れて、目の前のお客さんの相手ができる日本人の職人が求められています。実際、職人に支払われる賃金も高いです。月収1万ドルを超える求人も珍しくありません。

我々が支持されているということは同時に、卒業生が支持されているからであると考えています。開校当時は職人の育成には長い修行が必要だという常識がありました。業界からは疑問視される声もありましたが、卒業生の技術や知識が認められるようになり、現在では多くの寿司店から求人が寄せられています。

コツコツと積み上げていった信用と繋いでいった縁が社会的な背景と重なり注目をしていただいているのだと思います。皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。

「2023年上半期ヒット商品ランキング100」ということで、東京すしアカデミーが何位にランクインしたのかは実際にDIMEを手にとってチェックしてみて下さい。